まぶたのブログ 形成外科医が書いたまぶたのお役立ちサイト
一美容形成外科医がまぶた(眼瞼下垂症、まぶたのたるみ、二重など)についての役立つ情報を書いております
ここでは上まぶたのたるみの解消方法についてご紹介します。
まぶたのたるみ取りには主に3種類ありますが、何を優先するかによってその選択は変わってきます。
・出来るだけ負担を少なくしたい
・できるだけ自然にしたい
・できればこの際派手な目にしたい
などです。
それぞれの特徴を理解した上でご自身の考えにあったものを選ばれるとよいと思います。
具体的な方法と特徴はそれぞれの詳細ページで述べておりますのでそちらを参考にしていただければと思います。
埋没法によるまぶたのたるみ解消法
まぶたのたるみをとりたいけど「切るのはいや!」という方で、でも何とか目にかぶる瞼のたるみを解消したいというのはよくあることです。
そのときによく行われる方法が糸留めで行う埋没法という方法です。
メリット・デメリットをご紹介します。
ふたえ切開法によるまぶたのたるみ取り
二重手術を行うにあたって同時に皮膚のたるみも取ることができます。
軽度のたるみであれば治療の適応になることが多いです。
また、治療の選択にはまぶたの厚みなどを考慮する必要があります。
眉毛下切開法によるまぶたのたるみ取り
まぶたのたるみを自然にとりたい場合にまぶたではなくそのもう少し上の「眉毛のすぐ下の皮膚」をとることがあります。
自然なまぶたを求めている方には意外にもこの方法が有効な場合が多いです。
よく行われるまぶたのたるみ解消方法は主に3つですが、その他にも方法があります。
目と眉毛が近い場合には眉毛下切開法を行うと、さらに目と眉毛が近づいてしまうことがあります。
そのような場合には眉毛のすぐ上の皮膚を切除することによって眉毛ごとまぶたのたるみを引き上げます。
眉毛下切開法とは違って、メイクでも傷痕が隠しにくい場所なのでやや治療を受けにくい方法と言えます。
額のシワを軽減する目的で額の皮膚をリフトアップする方法があります。
これによって上まぶたのたるみも改善することができます。
髪の毛の生え際または頭髪内を右から左へ切開します。
上記で示しました3つの方法に比べると手術の負担がやや大きい治療と言えます。
著者 石川勝也
役職 プラストクリニック院長
資格 日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAS)