まぶたのブログ 形成外科医が書いたまぶたのお役立ちサイト
一美容形成外科医がまぶた(眼瞼下垂症、まぶたのたるみ、二重など)についての役立つ情報を書いております
まぶたのたるみを解消する美容医療法のうち、最も簡便かつシンプルな方法は埋没法という糸留めによる方法です。
埋没法によって二重の折れ返りを高い位置にもってくることによって二重の幅が広がります。
そうすることによって結果的にたるみが緩和されたように見えます。
ただし、本当の意味で余った皮膚を取り除いているわけではありません。
例えば下の方のような症状に対して皮膚を切開しない方法として埋没法によるたるみのたくし上げを行うことが可能です。
埋没法 たるみたくし上げ 4スクエア | ¥176,000 |
---|---|
埋没法 たるみたくし上げ 6スクエア | ¥220,000 |
カウンセリング料 | 無料 |
同一内容再カウンセリング料 | ¥3,300 |
初診料 | ¥1,980 |
再診料 | 無料 |
局所麻酔 | 無料 |
静脈麻酔 | ¥22,000 |
手術に伴う通常内服薬 | 無料 |
埋没法によるたるみ解消は大体の症状に適応がありますが、糸を瞼に入れるため瞳の横の範囲内でしか糸を入れることができません。
しかし、まぶたのたるみは瞳の外側を超えてたるんできますので、たるみの範囲が広く出ている場合には埋没法を行ってもほとんど解消されたように見えないことがあります。
また、そのような場合にはたるみも強いためさすがに皮膚を切り取らないと解消されたように見えないこともたたあります。
つまり、ほどほどのたるみであれば埋没法でも解消できることがあるというのが現実的なところかと思います。
埋没法によるまぶたのたるみたくし上げに関してメリットとデメリットを上げてみようと思います。
まぶたのたるみを解消する方法は他にもありますが、埋没法では症状が軽ければ二重の幅を広げる程度の変化で改善が望めます。
しかしながらしっかりとたるみを解消したい場合には皮膚を切り取る方法の法が効果が出しやすいと思います。
また、埋没法でたるみ改善の効果を無理して出そうとすると瞼の高い位置に糸を留めることになり瞼の開きづらさや、糸の外れやすさの要因となることもあります。
まぶたの厚い方やたくさん皮膚切除が必要な方は眉毛下切開法の方が自然に見えることが多々あります。
皮膚を切らない簡便な方法として埋没法は選択肢の一つとして悪くありません。
症状としてはたるみが重度でないこと、まぶたの厚みが強くない場合には適応となることが多いです。
著者 石川勝也
役職 プラストクリニック院長
資格 日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医(JSAS)