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まぶたのたるみを埋没法で解消する

まぶたのたるみを解消する美容医療法のうち、最も簡便かつシンプルな方法は埋没法という糸留めによる方法です。

埋没法によって二重の折れ返りを高い位置にもってくることによって二重の幅が広がります。

そうすることによって結果的にたるみが緩和されたように見えます。

ただし、本当の意味で余った皮膚を取り除いているわけではありません。

まぶたのたるみたくしあげ:埋没法による症例

例えば下の方のような症状に対して皮膚を切開しない方法として埋没法によるたるみのたくし上げを行うことが可能です。

治療前

まつ毛にかぶる皮膚のあまりがあります。

埋没法 術後9か月

埋没法によってたるみをたくし上げることによって、瞳にかぶる皮膚のあまりを解消しています。

治療前

特に右の瞳にまぶたの皮膚がかぶっています。
また、上まぶたの左右差が存在しています。

埋没法 術後3か月

埋没法によってまぶたのたるみおよび左右差が解消されています。

埋没法によるまぶたのたるみたくし上げの適応について

埋没法によるたるみ解消は大体の症状に適応がありますが、糸を瞼に入れるため瞳の横の範囲内でしか糸を入れることができません。

しかし、まぶたのたるみは瞳の外側を超えてたるんできますので、たるみの範囲が広く出ている場合には埋没法を行ってもほとんど解消されたように見えないことがあります。

また、そのような場合にはたるみも強いためさすがに皮膚を切り取らないと解消されたように見えないこともたたあります。

つまり、ほどほどのたるみであれば埋没法でも解消できることがあるというのが現実的なところかと思います。

埋没法によるたるみたくし上げのメリット・デメリット

埋没法によるまぶたのたるみたくし上げに関してメリットとデメリットを上げてみようと思います。

メリット

  • 埋没法なので傷痕が小さな針穴ですむ
  • 気に入らない場合には糸を外すことによって元に戻すことができる
  • 皮膚を切開するほどの腫れはでない
  • 抜糸が不要

デメリット

  • 余った皮膚を切り取るわけではないので効果に限界がある
  • まぶたが厚い人は皮膚の折れ返りによりさらに厚くなる
  • なじんでくるとたるみがまた出てきたように見えることがある

他の施術方法との比較

まぶたのたるみを解消する方法は他にもありますが、埋没法では症状が軽ければ二重の幅を広げる程度の変化で改善が望めます。

しかしながらしっかりとたるみを解消したい場合には皮膚を切り取る方法の法が効果が出しやすいと思います。

また、埋没法でたるみ改善の効果を無理して出そうとすると瞼の高い位置に糸を留めることになり瞼の開きづらさや、糸の外れやすさの要因となることもあります。

まぶたの厚い方やたくさん皮膚切除が必要な方は眉毛下切開法の方が自然に見えることが多々あります。

まとめ

皮膚を切らない簡便な方法として埋没法は選択肢の一つとして悪くありません。

症状としてはたるみが重度でないこと、まぶたの厚みが強くない場合には適応となることが多いです。

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